「作家の時間」

前回に続いて「作家の時間」の話です。

3~6年生は、まさに「自立した学び手」と成長しつつあり、
それぞれが自分の作品に取り組んでいます。

 

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*「作家の時間」自体がとても主体的でクリエイティブな学びですので、
ご興味ある方はぜひ本を読んでみてください。
2月17日には、作家の時間の実践をされてきた甲斐崎さんのワークショップが
イエナプラン福岡協会さん主催でありますよ。残席わずかです!
http://kokucheese.com/event/index/500658/

 

2時間の授業風景をちょっとご紹介しますと…

まず始めに、2冊ほど読み聞かせをします。

それから、今日のミニレッスン。
皆の様子を見ていて、共通して伝えておきたいことや
日本語の勉強のようなこと(接続詞の使い方、比喩表現など)、
短い文章作りゲームなど、創作の参考に出来そうなことを
20分ほどやります。

 

その後は1時間以上、ひたすら書く時間です。

こうなると、個々のペース。
何を書こうか考えている子や、
ガシガシ書き続けている子、
友だちに読んでもらっている子、
漢字字典片手に字を調べながら書いている子、
本の形にするために絵を描いたり紙を切ったりしている子。

 

大人は、一人ひとりのところに行って
読ませてもらって、個別に対話します。
基本的には大人も一人の読者。
素敵だと思ったことを伝えたいと思っています。

 

子どもたちの作品は、本当に個性豊かで面白いです。
それぞれの持ち味が出ていて、
「んー、本当にあなたはこういうところが素敵だよね!」と
一日のうちに何度も言っている気がします。

 

欲を言えば、たまにはちょっと違うものにも挑戦してみてほしいけど…
そのへんを今後私も勉強していきたいと思っています。

 

とにかくおもしろい作家たち。
学年末には、毎年恒例作品展をします。
親御さんたちの感想をいただくのも楽しみです。

 

※産の森学舎Facebookページがなぜか止まってしまっています。

私たちは無事なんですが…復旧を待っているところです!

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